(´・ω・`)のいるところ

文章と画像の無断転載・引用・スクショ共有禁止

アオイシロ感想6

コハクルートクリアしました回

長めのネタバレ記述があるので未プレイの方は注意してください

 

コハクルートはコハク自体が良いキャラなのと剣(つるぎ:本作のファイナルソード)とラスボスに関わる存在なのもあり、他キャラルートに比べて伝奇要素が強いシナリオで面白かったです

特にラストのオニワカの活躍が熱かったですね

EDのグラサンチャイナ姿も個人的には好きですが、本人のチョイスなのか守天の人たちのセンスなのか(汀の戦闘服を見ながら)

 

アカのサクヤルートの過去回想が物語の根幹に関わることとはいえ尺が長くて「まだ続くの!?」ってなったんですが、こっちは程よい尺の回想が合間に挟まる構成で読みやすいのもよかったです

オヤスとの会話と八郎オニワカに関するエピソードがもっと見たかったですね

 

ただ、シナリオの都合で梢子の思考と行動が不自然になっている部分があるのが残念過ぎる(以下ネタバレと長文注意)

幽霊騒ぎについて汀に相談したしたら部屋内にお札を貼ってくれた(実体を持たないものは室内に入れなくなるため事件は解決するはずだが、逆に言えは再び発生した場合内部に犯人がいることになる)

その後、コハクのことを疑う汀と一緒に山へ行き、正体を知った汀が仕事に戻った後に夏姉さんが襲ってきてコハクが応戦したが、剣のせいで戦況が悪くなり力を大量に消耗した上に負傷した

翌朝になったら幽霊騒ぎが再び発生してしまったためコハクに相談したい(汀は夏姉さんを追って島に行ってしまったため)

朝食中に天候の都合で合宿を切り上げることが決まったが、それはナミとの別れを意味する

午前中の練習が無くなり時間ができたため、現状の整理(終わらなかった幽霊騒ぎ、ナミの今後、島にいる夏姉さん)と今後どうしたらいいのか(立場や状況的にむやみに島へは行けない)を考えるが結論が出せそうにない

そんな状況の中、百子から海に誘われる

 

というシーンがあるんですが、誘われた後の心情が「その一言で悩みは頭の片隅に行った。海で遊べるチャンスは今日しか無いし」という内容で( ゚Д゚)ハァ?

他ルートの梢子なら百子の押しの強さに負けて「まだ休みたいだろうし」や「会えるようになるまでの時間潰しにはなるか」とか思いそうなので違和感がすごいし、遊びながらでも考えることはできるし

そこまでして海に行かせるなら何か特殊なイベントでもあるのかと思いきや、他ルートの文章と同じなので既読スキップ可能という

その次は途中で抜け出して水着のまま山の中を進んでいるというシーンになり、再び( ゚Д゚)ハァ?となりながら読み進めると、コハクを回復させるための吸血シーンになるんですが「そのシチュエーションがやりたかっただけかよ!」とツッコミたくなるような内容で呆れました

汀ルートもですが、制作側の都合をキャラに押し付けるのって商業作品のゲームで1番やってはいけないことだと思うんですが

 

次回はグランドルートと作品全体の感想記事の予定です